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[林トモアキ] 戦闘城塞マスラヲ Vol.4 戦場にかかる橋

「もちろん、ヒデオ君たちも参加してくれるよね?」
予測通りのリリーの問い。全ての視線が、ヒデオへと収斂した。
「……勝負の、方法は」
「サバイバルゲーム!」

目つきの悪さからどこの会社も雇ってくれないニートなヒデオと電子精霊のウィル子が、はったりで「聖魔杯」へ挑むお話の第四弾。今回は魔殺商会からの商業区の開放をかけて、アーチェスたちと鈴蘭たちが、サバイバルゲームで直接対決をする、というお話です。

いやあ、やってくれる!
いつもどおりハッタリを効かせながらの展開ではあるんですが、いろいろ考えてもいますよね。わざわざ不利なほうに付くというのは、どうしてかと思ったら、なるほど、ひとりひとりの力が圧倒的に強い鈴蘭たちを相手にするなら、たしかにこのルールで戦うほうが可能性があるよなあ。
先を見据えての戦略眼に、ドキドキするものがありました。

そして迎えた決戦。
本来は、小規模な戦いだったはずなのに、ヒデオが参戦して、さらには戦力差を埋めるべく、エリーゼたちにまで声をかけたため、事実上の決勝戦に近い戦いになっていったわけですが、お遊びな戦いのはずが、どちらもマヂになって、戦略と力とのぶつかり合いが見れて。
二転三転していく展開に引き込まれました。

いやあ、とても面白かった。相変わらず鈴蘭が格好よくて、その分、ヒデオがちょっとアレに思えたけど、でもまあ、それも成長していく過程となるんでしょうね。
最後はちょっと切ない感じで終わる……のかと思ったら、何、何、何なの? まさか、ここにきて新たな戦場が待ち受けてるなんて……

次で最終巻とのことですが、今から待ち遠しくてなりません。

戦闘城塞マスラヲ  Vol.4 戦場にかかる橋 (角川スニーカー文庫 150-14) - 林 トモアキ

戦闘城塞マスラヲ Vol.4 戦場にかかる橋 (角川スニーカー文庫 150-14)
林 トモアキ

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