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[鷹見一幸] アウトニア王国奮戦記 でたまか ― 問答無用篇

金が無くてコネもない貧乏貴族である僕のような人間が選べる道は、軍人になることだけだった。
でも僕は早死にしたくなかった。ならば今まで一度も直接戦闘に参加したことがない部隊 ― 皇帝陛下直属の部隊である近衛師団に赴任するしかない。
だから必死で頑張った。士官学校の成績は文句なしにトップだった。
それでも僕をうっとおしく思うやつらの思惑により、僕は遠い辺境の地に追いやられた……

何だこの題名はと思ったら、そういう意味か。

始めは主人公が持ち上げられまくってたので、何だかなあと思ったけど、だんだん好きになってきた。こんなに素直で熱い人だったら、周りにいる人も信頼したくなるよ。執事のヴァルもいい味出してる。
それとアウトニア王国の雰囲気良さがとても素敵。
ぶっちゃけ戦闘が無くて、アウトニアでの生活のお話だけでも買いだと思えました。
いや、戦闘も面白いんだけど。

まあ、なんと言っても熱いのはラストで繰り広げられた戦いですね。
「決して死ぬな」「生き延びろ」それが叶わないこともあるのが戦争。
カッツ将軍とマスクワード艦長の言葉には胸が熱くなりました。

まさに導入部と言った感じのシリーズ一作目。
これからどんな展開が待ち受けているのか楽しみでしょうがないです。

アウトニア王国奮戦記 でたまか―問答無用編 - 鷹見 一幸
アウトニア王国奮戦記 でたまか―問答無用編
鷹見 一幸

角川書店(文庫)
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鷹見一幸

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