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[三田誠] レンタルマギカ 妖都の魔法使い

最近の業績を評価し、アストラルについて、格付けの見直しを行うことになった。ついては審議を行うために、英国の協会本部まで来られたし―その言葉を受けて、いつきたちアストラルのメンバーは全員で、英国・ロンドンの地を踏んだ。初めての土地で、さらに重要な審議ということもあって、緊張していたいつきだが、事態は思わぬところから動き始めた。
最近、世間を騒がせている魔法使いばかりの連続殺人事件の犯人が、よりによってユーダイクスかもしれないと……

格付けCCCの魔法使い派遣会社アストラルが、ロンドンに足を踏み入れたら、協会に仕掛け始めた<螺旋なる蛇>の騒動に巻き込まれて……というお話。ロンドンへ行っても、みんなで集まれば、いつものアストラルの空気が見えるってのはいいですね。

そんないつきたちが来たことで、どこかざわめきを隠せないロンドンですが、まさか、いきなり現れたホムンクルスのラピスに、いつきが誘拐されるとは思わなかったです。ユーダイクスのことも気になるだけに、いったいどうなっていくのか、気になるばかりでしたよ。

審議と事件と誘拐とで、アストラルのメンバーが、三つに分かれて行動することになったわけですが、ここで、それぞれが自分のできることをやろうと決意するところが良かったなあ。
穂波がいるから任せられる、いっちゃんが帰ってくるまで守り通す。
この二人のみならず、猫屋敷だって、いつの間にか、いつきの影響を受けてるんですもんね。信頼の大きさに、心打たれるものがありました。

そうそう。誰よりも焦りながら、誰よりも冷静な穂波を見て、悔しくも自慢に思うアディの心境も素敵でしたね。恋だけじゃなく、ほかのことでも、いいライバルじゃないですか。がんばれ、ふたりとも。

ひとりひとりに焦点が当たっていた第一部とは異なり、大きなストーリィのワンエピソードという感じのある第二部ですが、今回は衝撃的な事実が明かされましたねぇ。まさかアディが協会とそんなつながりが……、というのもあったけど、それ以上にすごかったのが「魔法使いを裁く魔法使い」ですね。まさかこれほどだったとは……

正直、敵に回したくないと思いますが、守るべきものを守るために、いつきたちアストラルが、更なる成長を見せてくれることを期待したいです。

レンタルマギカ妖都の魔法使い (角川スニーカー文庫 177-11) - 三田 誠

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三田 誠

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追記: 2007/10/06
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サインもらっちゃいました!

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