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[三田誠] レンタルマギカ 吸血鬼 VS 魔法使い!

いつきたちが二年生になった日の帰り道、いつきは分厚いコートを着た少年に襲われた。ルーン魔術を使う少年オルトヴィーンは、なんとアストラルの新入社員だったのだ。魔法結社として異質なアストラルを憎みながらも、今までとは違った角度で仕事を進める彼のおかげで、普段よりも入札は激増した。だが、そんな彼を追ってきたのは、人ならざるもので……

いつきのことを狙うほど憎みながらも、仕事は抜群にできる新入社員が来て、というお話です。頑固というか、規律正しい感じの少年ですね。今までアストラルにいた人は、どこか抜けてるといったら何ですが、お金に疎い人たちばかりだったので、こういう人がきてくれたのは嬉しいかも。

何からの過去があることが伝わってくるだけに、不安を誘われましたが、吸血鬼が出てくるとは。それもこういう出方をしてくるとは思いませんでしたね。敵に回すとこれほど嫌な相手はいないよなあ。残虐性が見事です。

アディリシアにしろ、穂波にしろ、あと一歩及ばず的な感じだと思ったら、そんな甘いもんじゃないところは、さすが伝説的吸血鬼。
ただ、そんな強大な敵を相手にしても、立ち向かうアディリシアや穂波の姿は、傷つけられながらも、感じたのは心の強さでした。ふたりともかっこよくて素敵。

いつきも相変わらず、仲間を思って決意してからはよくなりますね。敵を倒すのに、きっちりとオルトのけじめを持ってくるところに、優しさと仲間を信じる強さを感じました。一瞬の勝負でしたが、引き込まれましたね。

いやあ、面白かったです。今回から第二部とのことで、アストラルもいろいろ注目され始めてくるみたいだし、例のところが、またひとつ動き始めたみたいなので、結構苦労しそう。ただまあ、個人的には、そっちよりもアディと穂波のいつきを巡る争いのほうが気になりますが。

今回は二人して同じようなことしてるところに微笑んでしまいましたが、よく考えてみたら一歩も進んでいないような?いや、アディのときのあのシーンを考えると……かしらとか思ったりもします。ああ、どうなるんだろう。
いずれにせよ、今後も楽しみですね。

レンタルマギカ吸血鬼VS魔法使い! (角川スニーカー文庫 177-10) - 三田 誠

レンタルマギカ吸血鬼VS魔法使い! (角川スニーカー文庫 177-10)
三田 誠

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