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[三田誠] レンタルマギカ 鬼の祭りと魔法使い 上

今日は実家に戻っていたみかんと付き添いの猫屋敷が帰ってくる予定の日だが、いつまで経ってもふたりが帰宅する様子がない。
何かあったのかと、みかんの実家へ電話をかけたが、相手の反応は予想外だった。
「みかんを <あすとらる> へお返しすることはできません」
ただし、と条件をつけられて、いつきと穂波はみかんの実家へと向かったが……。

実家から帰れなくなったみかんを、いつきたちが連れ戻すお話。
みかんの実家である葛城家について、いろいろ出てくるんですが、人よりも家を大事にするという代々続いた家らしい嫌らしさが伝わってきますね。逃げ出したくなるみかんの気持ちがわかります。
みかんの果たすべき役目というかお祭りの話は、お家のこともあるので一概に否定しきれないところもあるんだろうけれど、あまり気持ちのいいものじゃないですね。

個人的に好きなシーンは、いつきと辰巳の手合わせのところ。自分の力を感じ取ることができる喜びがとても伝わってきます。ああ、辰巳君、良いやつだ。隻蓮よりもよっぽど師匠になれそう。
さすがに香のことがあるからアストラルにくることはないだろうけれど、ちょっと期待しちゃう。

物語としては、それなりに話が進んでいるんだけど、まだまだ序盤って感じかな。黄金にも等しい価値のある情報や、アディリシアがどうからんでくるのかなど、気になる事が満載なので、下巻がとても楽しみです。

レンタルマギカ 鬼の祭りと魔法使い (上) (スニーカー文庫) - 三田誠

レンタルマギカ 鬼の祭りと魔法使い (上) (スニーカー文庫)
三田誠

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