Home > ライトノベル > [ヤマグチノボル] ストライクウィッチーズ 弐ノ巻 スオムスいらん子中隊恋する

[ヤマグチノボル] ストライクウィッチーズ 弐ノ巻 スオムスいらん子中隊恋する

ネウロイのラロス編隊が相手なら、トモコがいる限り勝てる ― はずだったが、今回の戦闘ではまるで違った。相手は、ドッグファイトにのってこないどころか、見事な編隊空戦を繰り広げてきたのだ。そして、それすらも囮にすぎない。
基地が落とされ、街が奪われたことに、憤りつつも、新型のネウロイには手も足も出なかった不甲斐なさに、智子の中には焦燥と不安が渦巻き……

新たな敵との戦いで、打ちのめされながらも、さらなる成長を遂げていく義勇独立中隊のお話……なんだけど、微妙にエロエロでした。約束を守ってくれない智子に、積極的アプローチを繰り広げるハルカが、どんどん悪い子になっていくところは、ニヤニヤ笑いがとまりませんでしたね。恋焦がれつつも、体は正直なのがムフフ。

それはおいといて、敵に奪われた街を取り戻すために、爆撃任務を拝命した智子たちでしたが、逆に自分たちの弱点を浮き彫りにしていくという現実は、何とも辛いものがありますね。
自分の愛着ある飛行脚の汚名を返上すべく、必死になる気持ちはわかるなあ。

だからといって、新たなものをまるで受け入れないのでは、問題があるわけですが、そのあたりの頑なな心を溶かしていくのが、恋だというのはいいですね。お約束ではありますが、空しか飛んでなかった少女のウブさが何とも微笑ましい。
あらたな機体とあたらな知識を身につけて、敵を打ち破る姿に、智子の成長を感じました。いや、オチはどうかと思わなくもないですけどね。

短い話なのでほとんど智子の話でしたが、戦争に関する話でも、熱さを感じるところがありましたね。街の人との会話には、胸が熱くなるものがありました。
ちなみに、個人的に好きなのは、爆撃部隊にいたルーデルかな。相手の力を見極めるために挑発することもあるけれど、力を認めた人には、どんな過去があろうとも信頼を寄せる姿がカッコよかったです。

いやあ、楽しかった。次があるのかどうかわかりませんが、ちょっと期待しておこうっと。

ストライクウィッチーズ 弐ノ巻—スオムスいらん子中隊恋する - ヤマグチ ノボル 島田 フミカネ Projekt Kagonish

ストライクウィッチーズ 弐ノ巻 スオムスいらん子中隊恋する
ヤマグチ ノボル 島田 フミカネ Projekt Kagonish

角川書店(文庫)
Amazon | bk1


関連エントリー
ヤマグチノボル / 角川スニーカー文庫 / ライトノベル

Home > ライトノベル > [ヤマグチノボル] ストライクウィッチーズ 弐ノ巻 スオムスいらん子中隊恋する

Trackback:3

TrackBack URL for this entry
http://www.booklines.net/mt/mt-tb-t.cgi/1481
Listed below are links to weblogs that reference
[ヤマグチノボル] ストライクウィッチーズ 弐ノ巻 スオムスいらん子中隊恋する from booklines.net
ストライクウィッチーズ 〈2ノ巻〉スオムスいらん子中隊 恋する from MOMENTS 2007-03-15 (木) 23:34
読了。 ページ数的にはやや物足りない感じがぱっと見するのですが、中身はかなり充実。これだけ手堅く起承転結がしっかりしてると、分厚いだけが正義ってワケでもな...
ストライクウィッチーズ 2ノ巻 スオムスいらん子中隊恋する from ライトノベルっていいね 2007-03-23 (金) 18:16
ストライクウィッチーズ 2ノ巻 スオムスいらん子中隊恋する 著者 ヤマグチノボル イラスト 島田フミカネ レーベル 角川スニーカー文庫 ...
ストライクウィッチーズ 弐ノ巻?スオムスいらん子中隊恋する from 拝啓猫男爵様 2007-07-01 (日) 23:46
「驚いた。扶桑海の巴御前はほんと美人だな。」 小説ストライクウィッチーズ第2弾です。 タイトルの通り智子が恋するそんな話 いらん子中隊、再び...

Comment:0

Comment Form
Remember personal info

Home > ライトノベル > [ヤマグチノボル] ストライクウィッチーズ 弐ノ巻 スオムスいらん子中隊恋する

Search
お気に入り

左遷された北嶺で隠居生活を堪能しようとした史官ヤエトの前に、皇女が太守としてやってくるお話。

翼の帰る処 上 (1) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-1)翼の帰る処 下 (3) (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-2)

中間管理職的苦労に悩まされるヤエトの姿がとても楽しいですが、それだけじゃなく、北嶺と帝国の歴史的秘密が見えてくる展開に興味を惹かれること請け合い!超オススメです!→上巻感想 / 下巻感想


普通の社会人であるこかげが、異世界の騒動に巻き込まれるお話。

wonder wonderful 上wonder wonderful 下

やさしさで涙する物語でした。あ、もう最高!王宮話やら恋愛要素やらも非常に楽しく、読み進めるにつれてゴロゴロ転がりまわりたくなること必至です!今年一番のオススメ!→感想 上/ 感想 下


わくわくするような大冒険がしてみたいな

時載りリンネ! 1 (1) (角川スニーカー文庫 203-1)時載りリンネ! 2 (2) (角川スニーカー文庫 203-2)

本を読むことで、滋養と時を操る力を得る「時載り」一族。読書よりも遊ぶことのほうが大好きという、おしゃまな女の子・時載りのリンネと、彼女に振り回される男の子・久高が繰り広げる冒険物語。どの年代の人が読んでも楽しめる最高のジュブナイルです。→感想


十八番目の皇女という立場から、何も手にすることができなかった月華が、心の内に「龍」を飼う涼狐の剣舞に惚れて、剣を手にする中華風ファンタジーのボーイ・ミーツ・ガール。

DRAGONBUSTER 1 (1) (電撃文庫 あ 8-13 龍盤七朝)

淡々と語られている物語だと思っていたのに、気づけば引き込まれています。溜め込んだエネルギーが、次なる巻で爆発してくれることでしょう。背筋がゾクゾクするほど、楽しみでなりません。→感想

なかのひと

Page Top