ネウロイのラロス編隊が相手なら、トモコがいる限り勝てる ― はずだったが、今回の戦闘ではまるで違った。相手は、ドッグファイトにのってこないどころか、見事な編隊空戦を繰り広げてきたのだ。そして、それすらも囮にすぎない。
基地が落とされ、街が奪われたことに、憤りつつも、新型のネウロイには手も足も出なかった不甲斐なさに、智子の中には焦燥と不安が渦巻き……
新たな敵との戦いで、打ちのめされながらも、さらなる成長を遂げていく義勇独立中隊のお話……なんだけど、微妙にエロエロでした。約束を守ってくれない智子に、積極的アプローチを繰り広げるハルカが、どんどん悪い子になっていくところは、ニヤニヤ笑いがとまりませんでしたね。恋焦がれつつも、体は正直なのがムフフ。
それはおいといて、敵に奪われた街を取り戻すために、爆撃任務を拝命した智子たちでしたが、逆に自分たちの弱点を浮き彫りにしていくという現実は、何とも辛いものがありますね。
自分の愛着ある飛行脚の汚名を返上すべく、必死になる気持ちはわかるなあ。
だからといって、新たなものをまるで受け入れないのでは、問題があるわけですが、そのあたりの頑なな心を溶かしていくのが、恋だというのはいいですね。お約束ではありますが、空しか飛んでなかった少女のウブさが何とも微笑ましい。
あらたな機体とあたらな知識を身につけて、敵を打ち破る姿に、智子の成長を感じました。いや、オチはどうかと思わなくもないですけどね。
短い話なのでほとんど智子の話でしたが、戦争に関する話でも、熱さを感じるところがありましたね。街の人との会話には、胸が熱くなるものがありました。
ちなみに、個人的に好きなのは、爆撃部隊にいたルーデルかな。相手の力を見極めるために挑発することもあるけれど、力を認めた人には、どんな過去があろうとも信頼を寄せる姿がカッコよかったです。
いやあ、楽しかった。次があるのかどうかわかりませんが、ちょっと期待しておこうっと。
ストライクウィッチーズ 弐ノ巻 スオムスいらん子中隊恋する
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