この世とは異なる存在。普通の人間には見ることさえ叶わない。だがわかる者にはわかる。
それはいつしか「ユウレイ」と呼ばれるようになった存在。
未だ正体は不明で、人間に対し友好的である者もいれば、敵意を表すものもいる。
政府は正式に認知をしていない。だが、彼らは普通では説明のつかない能力を有している。
そんな世界で自分が何者だかわからずに目覚めたセンナ。
自分を知っている。そう言った男についていった先は路地裏。
「相棒には餌が必要でさあ」
そういった男が鈴を鳴らしたとき、目の前に巨大な黒い影が現れた。
針のような毛を立て、牙をむき出しにした黒犬獣が。
悲鳴すら上げることができなかったそのとき、それは現れた……。
共通の架空世界を舞台に、複数の作者がそれぞれの物語を描いていく「シェアード・ワールド」
なノベルズ。どの著者も初めて触れましたが(諸星祟さんは新人らしいけど)、違和感なく
読むことができました。
そんな中でも個人的に気に入ったのは新人さんの「ゴースト・コンタクト」かな。
短編という制約があるせいで、恋愛ものに発展するまでいかなかったのが残念だけど、
学園ものというか青春ものというか、わりといい感じでした。
まだまだ続きそうだし、これからどう発展するのか楽しみなシリーズです。
次作も期待しようっと。
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